日本にある外国語表記が、外国人旅行者を楽しませている

 
海外旅行にいくと、変な日本語に出くわすことがある。
 
標識や看板、お菓子のパッケージ、レストランのメニュー等に日本語が書いてあったりすることがある。
それはそれで嬉しいものの、なかなか日本人には思いつかないような変な表現になっていることがいて、笑ってしまうこともしばしばある。そして、たまに妙に納得してしまうこともあったりする。
 
ああ、確かに「ソ」と「ン」って間違えやすいなとか、横書きでは「ソース」だけど、縦書きでは「ソ|ス」としないといけなくて、実は音を伸ばす文字の「-」は縦書きの時は「|」になるんだよな、とか。
 
海外の変な日本語を見ると、なんでネイティブ日本人に一度見てもらって直さないんだよ!と思いながらも、それはそれで海外旅行の面白い思い出になったりしていい。
 
 
 
 
 
ところで最近、日本に来ている観光客数はものすごく増えている。
 
観光庁によると、2016年の外国人観光客数は2400万人以上で過去最高、それも前年を20%も上回っているということだ。
もちろん、このような統計数字を見なくても、街中で見かける旅行者風の外国人や外国語を聞けば、観光客が増えているのは明らかに感じることができる。
 
 
 
そしてそのような外国人に対して色々な外国語表記がされている。
英語はもちろん、ハングル、簡体字中国、繁体字中国語、タイ語、インドネシア語等等。日本の外国人に対するおもてなしの一環といえるだろう。
駅で切符を買いにくいというような不満もまだあるようだが、とても外国人フレンドリーになりつつあるのでははないかと思う。こういう姿勢も外国人旅行者が増えている要因の一つだろう。
 
 
 
そしてこれらの外国語表記、実は外国人にとって変なもの、笑ってしまうものも結構あるようだ。海外の日本語表記もそうなんだから、日本の外国語表記もそうなのはある意味当然だ。
使用頻度の高い英語はあまりそういうことはないようだが、それ以外の言語は結構要注意なようだ。
 
 
 
 
以下に変な中国語表記として、中国のウェブで取り上げられていたものをいくつか紹介したい。
 
 
 

「お静かにご覧ください」→ 「静静请看」(訳:静静さん、見てください) 

 

「ジャンボ豚串」→ 「伟大猪肉串」(訳:偉大な豚串)  

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「椎茸肉詰」→ (訳:椎茸肉の最後の瀬戸際)  

 

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「親子丼」→ (訳:一杯のごはんの上に筋肉と卵を載せたもの) 
 

 

 
 
上記は、下の記事から引用させて頂いた。他にもいろいろな例が挙げられているが、結構楽しんでいるようだ。

 
 
 
それにしても、こういう翻訳はどのようにされているのだろうか?自社内でやっているのだろうか?外部に依頼しているのだろうか?
近くにいくらでもいるネイティブに確認してもらわないのだろうか?不思議だ。
 
 
ただ直さなくても、それはそれで外国人旅行者は楽しんでいるようだし、いいかもしれない。
 
 
 
すあま
 

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